岩手旅行 4日目 〈宮古ー田野畑ー久慈〉
9月22日(日) 4日目
朝6時半起床。
今日は三陸鉄道北リアス線に乗って久慈に戻ります。
9時半宮古駅へ到着。
列車の時間まで2時間程あったので少し宮古駅周辺を探索してみました。
まずは魚菜市場。海産物から青果、精肉まで何でも揃う市場です。
新鮮な海産物を買いたかったけど荷物になるので今回は我慢。見るだけ。
今度は海の方へ行ってみました。
海が近づくにつれて電柱がなぎ倒されていたり、崩れかけの建物があったり、
津波の爪痕を見て取れます。
中でも衝撃を受けたのはJR山田線。閉伊川という川に架かっている橋が崩れ
線路が途中で断絶していました。
JR山田線の宮古−釜石間はいまだに復旧の目処が立っていないそうです。
元々利用者が少ない路線らしいので、このまま廃線の可能性もあるそうです。
津波きっかけで廃線というのは悲しいのでなんとか復旧して欲しいですね。
ちょうどいい時間になったので宮古駅へ戻りました。
久慈までのルートは来る時と一緒。宮古から小本まで三鉄で行って、
そこから代替バスで田野畑まで行きます。
13時頃田野畑駅到着。
2日前に田野畑に来た時は平日でしかも朝早かったから
お客さんがほとんどいなかったけど、今日は日曜だけあって
そこそこ混んでいました。
駅の職員さんは、切符売り、売店の接客、喫茶店の調理・販売を
一人でやっているようなので凄く忙しそうでした。
駅に併設してある喫茶店には能年玲奈、橋本愛をはじめ、
あまちゃん出演者のサインがたくさん飾ってありました。
田野畑駅はあまちゃんでお座敷列車の折り返し地点、
『畑野駅』として登場した駅です。
やはり、三鉄に乗るからにはお座敷列車にも乗りたい!
ということで、実はこの日のために1ヶ月前から予約していました。
お座敷列車は事前に要予約の全席指定席です。
料金は通常の運賃+たった300円で乗れるんです。
もっとお金とっても良いのに。めちゃくちゃ安いですよね。
田野畑駅のホームにお座敷列車が入ってきました。
ドラマに出てくるお座敷列車と同じく、空と海を表した
水色と深い青のデザインです。
中へ入るとドラマとは違い車両の両サイドに座席があり
中央は通路になっています。
座席は掘りごたつのような感じになっていて靴を脱いで座ります。
テーブルでご飯を食べたり、お酒を飲んだり、まるで自宅にいるように
くつろぎながら列車の旅を楽しむことができます。
冬には実際に掘りごたつになるそうです。
車内の内装は貝殻や網、漁師の旗など海をモチーフに装飾してあります。
車内販売の人も海女の絣半纏姿で接客していました。
しばらくすると『堀内駅』に到着しました。
この駅は普通の駅より少し長く停車します。
実はこの駅、あまちゃんに『袖が浜駅』として登場します。
ドラマの中ではかなり重要なシーンに出てくる駅なので
観光客のためにホームに下りて写真撮影をする時間を
もうけてくれているのです。さすが三鉄さん!
とは言っても停車は2分程なので、この2分間はホームが
人でごった返しえらい騒ぎでした(笑)
約1時間のお座敷列車の旅を終え、14時40分久慈駅到着!
ただでさえあまちゃん人気で休日は人が多いそうですが、
この日の久慈は秋まつりの最終日。
久慈駅構内は2日前とは大違いで凄い人でした!
ホテルに荷物を置いて少し休憩してから、
さっそく久慈秋まつりに出かけました。
2日前に前夜祭で見た山車が大通りを練り歩きます。
実際に間近で見る山車は、色鮮やかで細部まで細かく
作り込まれていてとても綺麗でした。
そして、その大きさと迫力に圧倒されました。
山車を十分に堪能したところでだんだんお腹が減ってきた。
そういえばお昼を食べる時間が無かったので朝から何も食べてない。
ということで、お祭りのもう一つの楽しみ出店巡り!
どうせなら地元の特産品が食べたい!ということで
ウニご飯と名前は忘れたけど地元の黒豚?を使用した
餃子を買ってみた。あわないけど美味しかった(笑)
他にも短角牛の串焼きとかも美味しそうだったなぁ〜。
あと、RED CHILIってお店の店員さんがあまりにも
可愛いので思わずタコスを買ってしまった(笑)
本当はビールだけを買うつもりだったんだけど、思わず。
でも、タコス美味しかった!
この旅行して気づいたけど、岩手って可愛い子が凄く多いなって思った。
お土産屋の店員さん、ホテルの従業員さん、水族館の職員さんなどなど
みんな可愛い人ばかりだった。高校生とか若い子もすれてない感じしたし。
お祭りを一通り楽しんだので、ビールとツマミを買って19時頃ホテルに帰りました。
いよいよ明日は旅行最終日。最後はもちろんあそこへ行きます!!
この旅行で一番行きたかった場所へ。